その会社で何をしたいのか、自分はどうなりたいかを意識する

私は34歳にして初めての転職をしましたが、転職活動開始一ヶ月後に第一志望の会社から内定をもらったため、活動を終了。また収入アップを果たすことができました。

面接は10社程度でしたが、そのうち8社が2次面接に、4社目まで面接を終えた頃に、2社内定をもらい、残りを全て辞退しました。次回の面接に進める、あるいは採用という判断は、当然のことながら、面接時の受け答えを評価頂いたからに違いありません。次ステップに進んだ会社や、内定をもらった会社の面接を振り返ると、やはり決め手となった回答にはある程度の共通項があったように思います。

質問への回答が首尾一貫している

当然ですが、面接官の質問は、職務経歴書の内容に沿って行われる場合が殆どです。自身の経歴を説明した後は、なぜ転職しようと思ったのか? この会社を選んだ理由は何か? という質問がほぼ必ずきます。当然、転職しようと思った理由=この会社であれば、前職でできなかったことができる、こういうキャリアアップが図れる、という回答であれば、何の矛盾もありません。また、経歴や、経験からして、確かにそういう回答がくるのはわかる、という回答ができると納得性があります。

私の場合、職務経歴の説明時点で、転職の理由とこの会社を選んだ理由に関して、答えがすでに入っているように配慮していました。つまり、こういうことがしたくて、前職に就いたが、様々な理由で、できなくなった、この会社はこういうビジョンを掲げており、私のしたいことができると考えた。という回答ができるように、前職での仕事は常にこういうことがしたいという目的を持って仕事をしていた、という説明をするのです。筋が通っていて、聞く方もなるほど、という表情を顔に浮かべてくれます。私の場合「現職では、会社が守りの姿勢に入っており、売り上げ拡大よりも既存顧客重視の姿勢をとるようになり、もともと売り上げ拡大を目指す部署にいた私は、もっと攻める仕事がしたくなった。攻めることこそ会社にとってもっとも重要な要素であり、御社のような攻めの姿勢をとっておられる会社に入って、思う存分、攻めたいと考えた」と答えるようにしました。内定を出してくれた2社は、非常にこの回答に満足していた様子でした。

プライベートな理由、人間関係が嫌になって、収入を上げたくて

例えば前職で転勤になるのが嫌でとか、地元を離れたくないといったプライベートな理由は言うこと自体はNGではないのですが、それを第一の理由にするのはNGです。別にこの会社である必要はない、と思われてしまいます。また、前職の人間関係が嫌になって、というのもダメです。人間関係はどこに行ってもついて回るからです。じゃあ、この会社で人間関係が嫌になってまた辞めるのか? と思われてしまいます。また、収入を増やすため、というのもよくありません。これまた、うちの会社でなくてもいいのでは? と思われるのがオチです。私は、これらの回答はしなかったものの、上手く行かなかった面接では、面接官からこのあたりの質問をほじくってくる場合が多かったです。その場合はご縁がないと思って割り切っていました。

ビジョンのある回答をする

もっとも受けがよかったのは、やはり自分の発言にビジョンがあることです。聞かれることはほぼどの会社も似たようなものです、たまに変化球のような質問もありますが、それも、ビジョンがあれば、切り抜けられます。ビジョンというのは、将来、自分はこうなっていたい、というビジョンを全面に出すことです。たとえば、私の場合、業務内容は雑用も含まれるがいいか? と聞かれたことがあります。私は「自分がこれから達成する目標につながっていると明快に分かるのであれば、その仕事がどんな雑用でも必ずやりきる」と答えました。その時の面接は、5人の面接官がいましたが、全員、首を縦に振っていました。面接後に面接官の一人がタクシー待ち中の私を追っかけてきて、一緒に働こう、と声をかけにきたくらいです。

まとめますが、面接官に受けがいいように、と思うのではなくて、自分の思いをぶつけるような意識を持って面接に臨むのが、結果的には、面接官の心をつかむと思います。